子育てブログ

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ヨット部で学んだ5つの大切なこと

こんにちは、ケイシです。

 

私は大学時代「ヨット部」に所属し、学生生活のほとんどの時間を部活動に費やしてきました。

ヨット部、というと聞こえが良いので、「お金持ちでしょ」とか「優雅なクラブ」という印象を持たれがちなのですが、実際はバリバリの体育会系でイメージとは真反対です。

 

そもそも海で練習するスポーツのため、基本的には合宿生活をしながら練習します。

=先輩後輩と寝食を供にすることになり、生活には厳しい規律がもたらされるという訳です。

その規律を破ると4年生からの厳しい叱責があるため、合宿中は常に気を配りながら生活していました。

 

そんな厳しかったヨット部の合宿生活ですが、ルールや掟で学んだ事、身につけた事が社会人になっても活かされていると常々感じますので、それを紹介したいと思います。

 

その①:10分前行動

 

合宿生活は常に予定に対して10分前行動が義務付けられていました。

7時集合であれば6時50分には全員が揃ってと怒られるという、もはや実質6時50分集合。

これが4年間の生活で身についていたので、社会に出てから、少しの遅刻などはほぼほぼしたことがありません。

むしろ、定刻にいればOKなのでイージーゲームです。

 

その②:時間係の段取り

 

合宿生活において、時間係という係が存在します。※大体、2年生が担当します。

時間係の役割は、「生活の段取りを作ること」と「そじれに従い部を回す事」

 

段取りは以下のように立てていきます。

・翌日の予定を、イベント、コンディションに合わせてシミュレーションします。

・シミュレーションに基づき、10分単位ぐらいで計画を立てます。

・それに伴う部員の配置なども検討します。

・完成したら主将のところに持っていき、承認を得ます。

 (ナめた予定、無理な配置などがあれば、怒られます。)

 

要はこれって、社会に出てからの仕事の進め方と一緒なんですよね。

こういうことが出来ない人って、案外かと思います。

 

その③:時間係のオペレーション

段取りをしたら、翌日は実行するだけです。

ですが、不測の事態は往々にして起こるもので、段取り通りにバッチリ決まることはなかなかありません。

 

そんな中でも時間係は段取り通りに物事が運ぶよう先頭に立って、最大限努力する必要があります。

(怒られるから・・・)

 

部内全体に目配り気配りをし、遅れているところやトラブルが発生しているところには臨機応変に人を割りあて、問題の解決に努めます。

それでも解決の目途が立たない場合は、(怒られる覚悟で)主将のところに頭を下げに行き、予定の修正の承認を得に行きます。

 

・・・これってまさにプロジェクト運営そのものですね。

特に私がやっている営業は、チームを率いて業務を遂行していく形のものなので、まさにやっている事が同じです。

 

その④:長期的目標と短期的目標の設定

 

ヨット部では、全員の目標は「インカレ優勝」ですが、1日、1週間、1か月というような短期的目標をそれぞれ個人が立てたうえで練習に取り組みます。

 

・今日一日、何を意識して練習し、何が出来るようになるのか。

・1週間では何が出来るようになるのか

・1か月後はどうなっていたいのか。

 

おこれらを常日頃から考える事で、最終目標の「インカレ優勝」に近づいていく、という考え方です。

 

営業だと、予算(ノルマ)から逆算して、いつまでにxx円やらないといけないから、今週は何と何をやる、という計画を立てて実行していくようなものですかね。

 

その⑤:同じ釜の飯を食った仲間のすばらしさ

 

そんな部活の中で、同じベクトルを持ち、寝食を供にした仲間はやはり掛けがえのないものです。

数年あってなくても、連絡を取ってなくても、会えばすぐ当時のように戻れる。

いくつになっても同じ昔話で何度も笑える。

そんな仲間って、なかなかないんじゃないでしょうか。

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数年前までは体育会系出身者が就職に有利だとされていましたが、昨今はそうでもないみたいです。

確かに体育会系は上下関係がすでに仕込まれていて扱いやすく、数年前までの軍隊的な会社では重宝されていたかもしれません。

でも、それだけでは無いと個人的には思います。

私の場合は上記に書いたような事でしたが、仕事に通ずる資質を身につけられるという側面があるかと思います。

 

いかがでしょうか。